社会医療法人 寿会 富永病院

社会医療法人 寿会
富永病院

社会医療法人 寿会 富永病院

社会医療法人寿会
富永病院

診療科・部門 
脳卒中再生医療センター

脳卒中再生医療センター
Stroke treatment

脳卒中の後遺症でお悩みの患者さんへ

脳の再生医療をご存じでしょうか?
脳卒中(脳梗塞、脳出血)後に多くの方が経験する後遺症には、以下のようなものがあります。

  • 片側の手足がうまく動かせず、日常生活に支障をきたしている(運動機能障害
  • 話すことや、他者の言葉を理解することが難しい(言語障害
  • 記憶力や集中力の低下、判断力の衰え(認知機能障害

こうした症状でお困りの方に、富永病院は新しい治療の可能性を提供します。私たちは、札幌医科大学で行われている慢性期脳卒中治験に協力しており、患者さんのご紹介から入院前の検査、治療後の定期診察、リハビリサポートまで一貫して対応しています。

治験とは?

新しい薬が「医薬品」として使用されるまでには、長い年月とたくさんの人の協力が必要となります。

人での有効性や安全性を確認する試験のことを「臨床試験」といい、その中でも厚生労働省に医薬品として認めてもらうために行う臨床試験のことを「治験」と呼んでいます。

そして、治験で使われる薬を「治験薬」と言います。治験が終了した後、厚生労働省が承認して初めて、「医薬品」として世の中に出ることができます。

富永病院が脳卒中治験に参加する理由

  1. 脳神経領域の専門病院として、豊富な知識と経験を持っています。
  2. 脳卒中後の後遺症治療は、当院の重要な使命です。患者さん一人ひとりの生活の質を向上させることを目指しています。
  3. 医学の発展に貢献するため、新しい技術の進化を支援しています。新しい治療法を共に探求し、未来の治療に役立てたいと考えています。

治験薬について

この治験で使用される治験薬は、患者さん自身の骨髄液から採取した自家骨髄間葉系幹細胞です。骨髄には、血液を作るだけでなく、神経や血管などの細胞や組織に分化する能力を持つ「骨髄間葉系幹細胞」が含まれています。この細胞を用いて、脳の神経組織を再生させ、脳卒中の後遺症の軽減を目指す治療が行われています。
具体的には、患者さんの骨髄液から骨髄間葉系幹細胞を分離し、自分の血液を用いて約2週間培養します。この治験薬は、約1億個の細胞を静脈内に点滴で投与することで、後遺症の改善効果が期待されています。

治験参加についてのご案内

脳卒中の発症から半年以上経過し、後遺症にお困りの方は、再生医療の適応となる可能性があります。
まずは医師が診察し再生医療の可能性についてご説明します。
診察にはご予約が必要となりますので、メールかお電話でご相談ください。

連絡先

富永病院 脳卒中再生医療センター

電話番号
06-6568-1601
受付時間
月〜土 9:00〜17:00
メール
info@tominaga.or.jp
所在地
大阪市浪速区湊町1-4-48

皆様からのご相談をお待ちしております。


治験実施施設

札幌医科大学附属病院神経再生医療科

再生医療治験のお知らせ : https://web.sapmed.ac.jp/saisei/

電話でのお問い合わせ

代表 06-6568-1601

専用フォームでのお問合せ

お問い合せ
矢印TOP