社会医療法人 寿会 富永病院

社会医療法人 寿会
富永病院

神経形成外科

神経形成外科
Neuroplastic and Reconstructive Surgery

神経形成外科について
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研究・業績

特徴

2022年度から顔面神経麻痺後遺症に対するボトックス治療、リハビリテーション治療を開始しました。また2022年9月から2023年2月までの半年間、北米で顔面神経センターの視察や手術見学、解剖研究をおこない、現在、顔面神経麻痺に対する包括的な治療を当院と富永クリニックでおこなっています。他施設での初期治療後にこれ以上の治療法はないと説明を受けた患者さんでも、麻痺の程度によっては当院で可能な治療法があります。日常生活でお困りの場合には一度受診されることをお勧めいたします。

神経形成外科は、米国ジョンズ・ホプキンズ大学で脳神経外科医と形成外科医から構成される治療部門として2018年に初めて設立されました。脳神経外科手術に関連した再建をおこなう専門性の高い領域ですが、日本国内で専門としている施設は当科が最初になります。

脳腫瘍、側頭骨骨折、頭頚部癌、ウイルス感染などによって生じた末梢性顔面神経麻痺に対して、軽度の麻痺から重度の麻痺まで、動的な再建術(神経移行術や筋肉移植術による)を中心に手術を行っています。また麻痺回復後に残った病的共同運動や顔面拘縮に対する外科治療もおこなっています。

頭蓋に関連した再建では、脳神経外科単科では扱えない難治性の頭皮潰瘍を伴うものを中心に、他施設での複数回の手術で治癒できなかったものまで年間20件程度の手術を行っています。用いる人工骨は長期成績に基づいて、脳圧(シャントの有無)、部位、欠損部の大きさ、などの条件を考慮して材質を選択しています。

対象疾患

手術件数

2023年 累計(2014年~)
顔面神経麻痺の再建手術 24 184
顔面骨骨折手術 6 133
頭蓋・頭皮再建手術(感染によるデブリードマンを含む) 16 237
その他 16 222

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