このたび、Journal of Neurosurgery(世界で最も権威のある脳外科科学術誌)のAVM手術ビデオ特集に、当院脳外科によるAVMの手術ビデオが選ばれました。
当院脳外科の手術が世界で一流であることが立証されたのです。
次はビデオの一部です。
Reviewerの評の一部を紹介します。
Reviewer 1 : 「手術技術は優れ、洗練され、脳外科医にとり有益です。」
Reviewer 2 : 「AVM手術の手技が素晴らしい」
Chief Reviewer: 「Congratulation on your fine Video!」
と称賛されました。当院にとり大きい朗報です。
Journal of Neurosurgery のAVM手術ビデオ特集より引用
当院は日本トップクラスの手術数と治療成績を誇る脳神経外科病院です。
顕微鏡下の手術(マイクロサージェリー)、内視鏡下の手術、血管内手術(カテーテル手術)、定位放射線手術(ガンマナイフ)により、経験豊富で高度に熟練した専門家チームが、最善の脳神経外科治療を提供しています。術後の合併症を最小限にするために、ナビゲーションシステムやモニタリングなどの最新の手術機器を使用し、年間1,600〜1,800件の手術を行っています。24時間365日、緊急の脳神経外科手術および血管内手術が可能な体制で、患者さんの早期回復を目指しております。
未破裂脳動脈瘤は、「開頭によるクリッピング術」と「血管内手術」の両方が可能で、年間300件以上の手術を行なっています。
全国から多数の患者さんが紹介される脳動静脈奇形(AVM)に関しては、年間25〜30例の手術を行なっています。当院では、摘出術、血管内手術、ガンマナイフなどを組合せて安全で質の高い治療を行っています。
日本脳卒中の外科学会による「未破裂AVM摘出術に関する全国実態調査」において、全国154病院から過去2年間の手術症例合計378症例が報告(2020年2月29日現在)されました。当院は全国1位の98例で、10例以上の手術を行っているのは全国で5病院のみでした。この手術数は、全報告数の26%を占め、突出して多いことが示されました。
脳腫瘍は、毎年180〜200件の手術を行っています。また、脳の深部にある腫瘍に対して行う頭蓋底手術や下垂体腫瘍に対する経鼻的頭蓋底手術では、内視鏡を用いたからだに負担の少ない医療技術を取り入れています。
脊椎脊髄疾患に対して、椎間板切除術、減圧術、椎体間固定術など毎年150件を超える手術を行っています。
新技術の研究として、札幌医科大学医学部附属フロンティア医学研究所の「骨髄幹細胞移植治療の臨床研究」に協力し、骨髄間葉系幹細胞を用いた脳の神経再生の開発をしています。 また、東京大学医学部脳神経外科との共同研究では、AVMのゲノム解析を行うことで、AVMにおけるさまざまな血管新生関連遺伝子の異常な発現の有無を調査しています。
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