治療方針とその決定までのプロセス

治療方針の基本

  • ①できるだけ患者の身体的、経済的負担の少ない方法を選ぶ(less invasive)
  • ②画一的にしない。顔が1人1人違うように、病気も人によって微妙に違っている。
    原則は守るが、服をあつらえるように、
    その患者さんに最も適した治療方法を選ぶ。(tailored therapy)
  • ③毎木曜日、全症例の治療を行っている。これには大学脳神経外科教授(月1回)、
    2名の大学の筆頭講師(毎回)、神経内科医(毎回)の出席の下、
    手術適応の独断を排している

脳動脈瘤

1)破裂した場合(くも膜下出血)
①第一選択は開頭せずに、脳血管内治療(コイルを詰める。特に高齢者、重症者)
②コイルが、不適な瘤では、
(瘤が小さすぎ、大きすぎ、あるいは瘤の根元が大きいなど)開頭手術
2)未破裂の瘤
①5mm以上小さくても家族歴のある人や、破裂しそうな瘤コイルか開頭(できればコイル)
  • ①この中をワイアーを通して、その先のコイルを瘤内に送りこむ。
  • ②電流を流して、コイルからワイアーを切り取る。(開頭手術は、必要ありません。)
②破裂しそう、あるいは脳神経を出しているがコイル、クリッピングが出来ないバイパス手術
③小さいか、すぐには破裂しそうでない場合MRAによる定期的な観察

脳内出血

  • ・3〜5cm以上の、大脳の浅い処の出血
  • ・3cm以上の小脳出血
手術
(頭蓋に小さい孔をあけて
吸い取る。定位脳手術)

脳動静脈奇形

脳梗塞

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